もっと光を!? トンロー駅に近いのに・・スクムビット ソイ36~38の新旧コンドミニアムあれこれ
トンロー~THONG LO~といえば、バンコクでもっとも日本人が多く住むエリア。ソイ55(ソイ トンロー)を中心に無数といってよいほどの日本料理店、アパートメント、コンドミニアムが立ち並んでいる。ソイの奇数側(北側)に比べて今ひとつ地味なのが偶数サイド。今回はソイ36から38にかけてのエリアをぐるりと周ってみることにしましょう。
スカイトレインのトンロー駅からひときわ目立つ高層物件のIDEO MORPH(上記画像の左手)、大型高層の物件を多数手掛けるアーナンダ社の旗艦プロジェクトだ(完成済)。右手に見えるのが現在建築中のこれまた大手AP社のRHYTHM SUKHUMVIT 36/38。25階建てで全496室、完成は2016年内の予定。
IDEO MORPHは2013年の竣工だが、上記のプライスリストは2010年10月時のもの。ソイ38のセールスオフィス&モデルルームはゴージャスな造りで当時、話題になったものだ。価格表は約33㎡のいわゆる“ロフトタイプ”のユニット(レイアウト図を参照) 価格をみると平米単価が14万バーツ台前半となっているが、今から5~6年前の時点では「結構高いな・・・」という印象だった。今では「トンローの駅近で15万バーツ/㎡ならお得」と思う方がほとんどだろう。
こちらの価格表は現在建築中のAP社のもの(2016年1月時のセールスオフィスの販売価格)だが、 平米単価は約18万6000バーツとなっている。ちなみに上記画像のモデルルームにある家具や電化製品はこの価格には含まれていない。部屋の広さがほぼ同じなので、この新旧2件(といってもほんの数年間のことですが)の価格を比較してみると約473万バーツVS約614万バーツと大きな差が出ている。両物件とも各デベのプロジェクトカテゴリーのなかでは上位に位置するプロジェクトであり、駅からの距離もほぼ同様であることを考えると、近年の価格上昇の度合いを改めて感じることができる数字といえるかもしれない。
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スクムビット36~38にかけては以前は必ずしも“人気ソイ”というわけではなかったが、ソイ内にはイサーン(東北タイ)料理のレストランや小粋なカフェなどもあり、閑静な住宅街が続いている。
上記の画像は、本サイトの以前の記事 トンローの駅前3兄弟~単身居住者に人気の大手デベによる高層コンドミニアム で取り上げたノーブル、サンシリ、SCアセット各社の3物件を裏手から見たもの。またこのエリアには低層タイプの完成済みコンドミニアムが数件あり、ロングステイヤーの自己居住用として検討してみるのも面白いかもしれない。ソイ36には更に新規プロジェクトの建設も複数予定されており、今後注目のスポットとなっていきそうだ。
*文中の数字・仕様等は変更される場合があります。
(音山)
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