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日本の常識はタイの非常識? 不動産やライフスタイルについての考察あれこれ日本の常識はタイの非常識? 不動産やライフスタイルについての考察あれこれ

[2020年2月4日(Tue) 244 views]

タイと日本、お互いに似通った面も多いので親しみを覚えることも多いのですが、そうスンナリとはいかない事項も数多く。今回は不動産関連&日々の生活&交通事情について、相違点を浮き彫りにしてみることにしましょう。意外と「えっ、そうなの?」ということ、ありますよ。

えっ、そうなの?その①
タイには☞ “賃貸派”の人は居ません

日本の不動産雑誌の特集のイメージ

よく日本の不動産雑誌などで、「持ち家派」VS「賃貸派」といった特集が組まれてますよね。それぞれにメリット/デメリットがあり、また個々のライフスタイルに依る部分もあるのでしょう。さてタイではどうでしょうか? ずばりタイには“生涯賃貸派”の人はほぼ存在しません。買える(ローンが組める)時点で持ち家に移行する、この一択です。不動産価格が年々上昇していますので、なるべく早期に購入しておきたいという意識が根底にあるのでしょう。

えっ、そうなの?その②
タイでは☞ マンション(コンドミニアム)暮らしを続ける人は居ません

タイの戸建住宅のイメージ

続いては住居の形式~戸建てか集合住宅かという点について。現在の日本では、シニア世代でマンションを選択する人も多いように思います。戸建てに比べて維持管理に手間がかかりませんし、駅近立地の選択も豊富にありますから。一方タイでは、若い一時期にコンドミニアムで暮らす人たちが増えているのは確かです。しかし年齢を重ねて結婚、出産というステージに移行するにつれて、いずれかのタイミングで戸建てやタウンハウスに住み替えていく世帯が多いはずです。子供の教育環境や駐車スペースの確保、 コンドミニアムの価格高騰などが理由に挙げられます。

えっ、そうなの?その③
タイ人は☞ 車と電車の使い分けはしません

タイの路上の写真

日本の都市部では平日は会社へ電車通勤、休日には家族で車利用といった具合に用途に合わせて交通機関を使い分けることが一般的。しかしタイでは自家用車を持った瞬間、ほぼ100%何処へ行くにも車での移動になります。例え電車利用のほうが目的地へ早く辿り着けそうでも・・・スカイトレインや地下鉄の各駅には充分な駐車(輪)スペースがありませんので、自宅から最寄り駅までをバイクや自転車でということも不可能ですし。モーターサイ(バイクタクシー)というタイならではの交通手段もありますが朝晩は行列待ち、そもそも自家用車を持っている人の選択肢には成り得ません。電車路線が増えているのに、路上の渋滞がなかなか解決されないのも頷けます。

えっ、そうなの?その④
タイ人は☞ 昇進したら電車は使いません

若くして役職が付いている人のイメージ

タイは実力主義の国で、若い世代でも役職が付いている人も多数。そうなるとやはり電車は使わないでしょうね。日本でしたら課長になった、部長に昇進した~「よし今日からJRにも私鉄にも乗らん!」という人など誰も居ないでしょうけれど。タイのディベロッパー各社は、盛んにスカイトレインや地下鉄駅に近いコンドミニアムを便利だ!便利だ!(だから高いのだ)と宣伝していますが、主だったポジションのスタッフで電車通勤という人はかなり少数だと思いますよ。

えっ、そうなの?その⑤
バンコクでは☞ 新路線が増えても車内&駅の混雑度は酷くなるだけです

電車路線の新ルートの工事の写真

華々しく電車路線の新ルート開通が伝えられる近年のバンコク。 日本では複数路線が平行するように都心と郊外を結んでいるエリアが多いのですが、タイではオフィスや商議施設が集中する中心部に乗り入れる新路線は、ほぼ皆無。途中で既存路線への乗り換えを強いられることになりますので、CBDエリアへの通勤事情が改善される見込みは残念ながら望み薄。最近は車両内だけでなくホームや改札、階段など至る所で“渋滞”状態となっています。

えっ、そうなの? その⑥
タイ不動産は☞ 高級~割安、どのセグメントでも投資効果が落ちています

物件売出しの張り紙の写真

身も蓋もないのですが、ズバリそう表現する以外ありません。全面的に供給過剰であり、キャピタル&インカムともに以前とは比較にならないほど数字が落ち込んでいます。高級物件では物件価格の高騰に家賃が追い付かず、低価格帯のプロジェクトでは家具や電化製品設置のコストが上昇。比較的手間いらずだった従来の旨味がほぼ消失しています。大型新規プロジェクトの供給は今後も続いていきますので、「今は調整局面」という表現では済まされない状況かと。外国人の購入では外貨送金が必要ですので、近年のバーツ高もマイナス要因ですね。

勿論上記の見解は個人的な見地によるものですので、あくまでご参考程度に。いずれにしても不動産購入の際には、投資/自己居住どちらの目的であっても、事前に諸点をよく検討されることをお勧めします。

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