郊外立地のコンドミニアム、その選定ポイントは?
タイのコンドミニアムを選ぶ際のチェックポイントは多岐に渡りますが、今回は“暮らしやすさ”という観点から幾つかの項目に分けて、主にバンコクの郊外立地の物件について見ていくことにしましょう。
【ロケーション&周辺環境】
□スカイトレインや地下鉄の駅に徒歩圏か。
*参考 ラッシュ時のベーリン駅 行き先が駅から徒歩圏の人は徒歩、徒歩圏でない人はバス、ソンテウなどを利用している
□(徒歩圏でない場合)タクシーやモーターサイをつかまえやすいか。
タイのタクシーは初乗りが35バーツ(1キロ)と利用価値大。実に便利な存在ですが、乗車の際にはちょっと注意が必要です。
□中心部までのタクシー料金の価格は。
スカイトレインや地下鉄は運行が夜の12時過ぎまで。それ以降はタクシーに頼ることが多くなります。
参考記事
バンコクのタクシーについて
□バス便が豊富か。
路線が多く、慣れるとこちらも使い勝手が意外に良かったりします。
□デリバリーは充実しているか(スーパーマーケットの宅配/ファーストフード/タイ料理/日本料理)。
最近は郊外エリアでも日本料理の宅配サービスが利用可能に。
□近所に個人商店やマーケット(市場)が揃っているか。
タイでは個人経営の店舗や昔ながらの市場がまだまだ健在。住居の近くにあると何かと重宝です。
□最寄り駅の商業施設の度合いは(Sモール/スーパーマーケット/コンビニ)。
スカイトレインや地下鉄の各駅、駅により商業施設の充実の度合いにはかなり差があります。
□近くに騒音の原因となる施設があるか(オープンエアーのディスコ、パブなど)。
中心部、郊外エリアともに気をつけたいポイントです。特に夜間の時間帯に要チェック。
□降雨後の水はけの状態は。
大雨が降ると冠水しやすい場所があります。また2011年の大規模洪水の影響を受けたかどうかも調べておきたいところ。
【コンドミニアムの施設】
□コンドミニアム内にコンビニエンスストアがある。
□コンドミニアム内にレストラン/カフェがある。
□ラウンジ(ロビー)、ライブラリーがある。
近年は低~中価格帯の物件でも共有施設の充実に力を入れています。1階に来客用のスペースが設けられていることも多くなりました。
□プールがある。
□フィットネスがある。
□セキュリティーが良好か。
□駐車場の割合は(ビジター用にも確保されているか)。
居室数に対して100%のパーキングを用意している物件は少数です。なるべく余裕のある物件を。
□バイクや自転車の置き場があるか
意外と盲点なのがこちら。最近は徐々にバンコクでも自転車の利用者が増えています。雨ざらしは避けたいものです。
【コンドミニアムの居室】
□調理設備がある。
□調理スペース、流しのサイズに余裕がある。
□バスタブがある。
タイでは浴槽設置は少数派。しかしやはりあると身体の疲れもとれますし、リラックスできます。
□シャワーは温水か。
□シャワーブースの広さは。
□ベランダがある(広さは)。
イスやテーブルが置けるのが理想。室内への直射日光を遮るのにも有効です。
□洗濯機置き場がある。
共同のコインランドリーがある場合も多いですが、室内にもあったほうが便利。タイではドラム式が目立ちます。
□収納スペースに余裕がある。
衣服、書籍、靴、ゴルフ道具など日本人は物持ちですので、重要チェック項目です。
□家具付きか家具なしか。
販売時に家具付きの場合も多いですが、家具屋やマーケット、アンティークショップなどを周って、自分好みの部屋造りをするのも楽しいものです。
参考記事
タイのコンドミニアム 家具付きか家具無し どちらを選ぶ?
他にも色々とポイントはありますし、食生活や利用可能な交通手段は個人によって異なりますので一概には言えないのですが、どうぞご参考になさってみてください。
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