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タイのコンドミニアムオーナー覚え書き その②~テナントさんは“地球人”~タイのコンドミニアムオーナー覚え書き その②~テナントさんは“地球人”~

[2017年10月17日(火) 338 views]

コンドミニアムオーナーの覚え書き~、今回はトンローやプロンポン地区を中心とした「日本人エリア」についてではなく、広くそれ以外の地域におけるバンコクの賃貸~レント事情を見てみましょうか。ざっくりと二つのカテゴリーに分けて以下、お話を進めていきます。

①家賃が数千バーツ台

5万円の家賃を払える人と20万円の家賃を払える人、どちらが多いでしょう?ということであれば圧倒的に前者、ですよね日本では。タイでも同じです。月に2万バーツ~の家賃を払える(払おうと思う)タイ人は少数派です。その意味では数千バーツレンジの賃貸マーケットには分厚い需要が控えていることになります。バンコクに多数あるタイ人向けの賃貸アパートの多くが、5000バーツ前後~1万バーツ程度のレンジに集中していることからも、そういった実情が浮かび上がってきます。

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この家賃帯は郊外エリア、スカイトレインや地下鉄延伸線沿いに建てられている100万~200万バーツ台前半のスタジオ(ワンルーム)タイプ/1ベッドルームのコンドミニアムを購入した後、賃貸運営をおこなう際の想定家賃と完全にかぶっています。従って、この価格帯の物件購入を検討する際には、エリア内のコンドミニアム供給数に加えて、アパート事情についてもチェックをしておきたいところです。特に近年は設備のグレードが上がった小奇麗な新築アパートが増えてきていますので、要注意です。(参考記事/コンドミニアム賃貸の強敵、タイのアパートが進化している

②家賃が1万~1万5000バーツ程度

こちらのターゲットは、バンコク中心部のオフィスやショップなどに勤務する、20代~30代前半くらいまでの若手のタイ人。給料も比較的高く、流行や時事ニュースにも関心の高い“都会っ子”です。留学経験があって英語能力が秀でていたり、「日本にはもう3回旅行に行きました」というある意味、「タイの新世代」と言える人たちですね。

日本でいえば月々の家賃に10万円~10数万円を払うことが出来るということになるわけですが、一例を挙げれば、オンヌット駅周辺に多数ある大型コンドミニアム群の30㎡前後のユニットには、こういった層のタイ人が多く暮らしています。(単身ないしは同棲~ルームシェア) 以前は1万バーツという数字が一つの壁になっていましたが、サラリーも物価も上昇を続けているタイのこと。このハードルを超えることの出来る“選抜メンバー”が次々誕生しているというわけです。

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この家賃帯のもう一つの想定テナントは「多国籍外国人」~呼称がちょっと変ですが、バンコクには数多くの外国人が滞在しています。タイに魅せられてのロングステイや留学、頻繁に来タイするタイマニアの方も少なくありません。出身地域も近隣のアジア諸国は勿論、遠くヨーロッパ、アメリカ、中東各国と実にインターナショナルな構成。 

家賃補助が支給される駐在員ではない「自腹組」にとっては、1万バーツ台でプールやフィットネス付のコンドミニアムに滞在できるのは、大変に魅力的というわけです。スカイトレイン沿線でいえば、前述のオンヌットやプラカノンに加えて、オンヌット以遠のコンドミニアムにも外国人の姿が増えてきています。

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最後に上記の①②ともに「ちょっと気付かない、しかし気にかけておきたい」留意点を挙げてみます(順不同)

◇お国が違えば文化も違います。タイ人の単身者&子供の居ない夫婦は外食やテイクアウト利用も多いのですが、外国人のなかには料理は必ず部屋で自炊(タイ料理とはまた違った香辛料のきいた・・・)、そして食事の際に仲間を呼んだりという人も見かけます。部屋のオーナーとしてはキッチンの使用(汚れ)具合や匂いのしみつきなどは気になる点でしょう。

◇食事の際にたまに部屋に呼ぶだけ、ならまだしも「いつのまにか」居住者が増えてしまっているというケースもあります。賃貸人本人との関係性は様々ですが・・・

◇残念ながら家賃滞納~行方不明(夜逃げ)の可能性も否定できません。(特に①の場合) タイのコンドミニアムは低家賃でも、家具や電化製品などを備え付けて貸し出すことが一般的。つまり「簡単に入居出来るが、去る場合も身の回りのものだけ持って、簡単にサヨナラ出来る」ということになります。

・・・ネガティブなポイントを列挙してしまいましたが、心に留めておきたい点はバンコクという街、そしてその地で暮らす人々の「多様性」です。例えば、出身は同じA国でも信仰している宗教がa.b.c…と異なるケースもあるでしょう。様々な生活習慣や信条、想いを持った人々が生活を営むこの大都会では、「テナントさんは地球人」とでも言える意識が、オーナーさんサイドにも求められているのかもしれませんね。

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