バンコク大家が行く~タイ不動産 タウンハウス編~
今回のリポートは2011年 5月某日、バンコク大家(音山)の知人であるタイ人大家さんの持ち物件を数件見学した際のもの。この大家さん(女性)はバンコク市内に一軒家、コンドミニアム、事務所スペースなどを所有している。
グリーンの外観の3階建て、左右2件で室内面積は同じだが敷地は左のタウンハウスがやや広い
タウンハウスとはタイでよく見かける形態の不動産で、いってみれば“高層長屋”のようなもの。1階部分を商店や事務所として使用している場合も多いが、今回の物件については全フロア居住用のタイプだ。
1階リビング部分、広くて解放感がある
当日は大家さんの運転する車で、ラマ9世橋を渡ってチャオプラヤ川を越え、ラマ2世通りへ。この通りはチャオプラヤ西岸エリアの幹線道路で車線も広く、セントラル(CENTRAL)、ビッグ シー(BIG C)、ホームプロ( HOME PRO)などの大型店がある。また総合病院も多いエリアだ。BIG Cにほど近い地点でソイ(路地)に入り住宅街へ。ソイの突き当りにあるのが本物件。
ガーデン部分、各種ハーブや花があってよく整備されている
1階キッチンスペース、こちらも広さは充分
1階のベランダ、建物裏手には運河が流れている
バンコク市内とは思えない、のどかな風景
シャワー、トイレも各階に設置されておりモダンな仕様
上階の居室からの眺め 窓が大きく取られており室内は明るい、二面採光
■バンコク大家の徹底分析
タウンハウスというと通常はひとつひとつの居室が狭かったり、採光が悪いといったイメージがあるのだが本物件は外観からしてもかなり立派なもので、各室のスペース(1階にリビングとキッチン、2階、3階にそれぞれ2室)も広々としており、窓が大きく取られていることもあってか、なまじの一軒家よりよほど余裕を感じさせる造りになっている。
トイレ、シャワー、照明設備なども新品で清潔感がある。各窓には網戸が付いているのも好印象だ。建物裏手には運河があり、バンコクというよりはアユタヤあたりを思い出させる光景が拡がっている。ベランダにはテーブルセットなどを置くスペースが充分にあるので、風景を楽しみながらバーベキューなどを楽しむことも可能だ。
路地の突き当りの立地なので、建物前のスペースに駐車できる。
敷地は向かって左側の物件で128㎡(約39坪)、右側はそれよりやや狭い。
価格については
左 320万バーツ(約 864 万円)右 300万バーツ(約810 万円)
*1バーツ≒ 2.7円で計算必要経費としては本体価格以外にエアコン、カーテン(およびカーテンレール)、家具、電化製品、シャワー用の給湯器などが別途必要となる。
コンドミニアム投資のようなキャピタル、インカムを狙っていくタイプの物件では無いが、タイ人配偶者(および家族)の居る方には面白い物件だ。居室が多いので大人数でも問題が無い。友人、知人などと部屋をシェアしていく形式も考えられる。移動手段として車は必須。前述のデパートやスーパーには10分前後の運転時間だ。
◎バンコク大家が行く~タイ不動産 タウンハウス編~
◎時の流れもゆっくりと~1フロアに2室のみの300㎡アパートメント スクムビット ソイ39
◎全25室のうち22室がメゾネットタイプ “プライベート コンドミニアム”がオンヌットに登場
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