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「海外移住」 やってみるか! ところでその動機付けと、そもそも自分は向いているのだろうか~について考えてみる。「海外移住」 やってみるか! ところでその動機付けと、そもそも自分は向いているのだろうか~について考えてみる。

[2019年2月5日(Tue) 518 views]

前回は移住セミナーのトピックでした。今回は次のステップ、実際にアクションを起こすまでの過程について考えてみたいと思います。

短期の旅行ということでなく、長期間の海外滞在~軸足を外国に移すとした場合、何らかの、そしてある程度強力な理由が各自に存在するはずです。考えられる何点かを挙げてみましょう。

◎(日本の、以下同)自然災害が怖い
◎政治的な懸念(諸外国と軋轢~最悪戦争状態といった)
◎経済的な懸念(今後国力がより低下し、生活の質も下がるだろう)
◎社会的な懸念(人々の心に余裕が無くなり、不寛容な暗い日常)
◎子供の教育(幼少時から外国で教育を受けないと世界で通用しない)
◎老後が心配だ

老後の生活について書かれた書籍の表紙

勿論、「前から外国で暮らしてみたかった」というシンプルな思いがあったり、「もともと日本という国があっていない」「もう日本での暮らしは充分(飽きた)」という感覚的なものもあるかもしれませんね。これらの諸点については個人によって、また家族間でも見方や予想が大きく分かれることでしょう。単身&子供の居ない夫婦ということですと決断自体はしやすいかもしれませんが、天涯孤独ということでもなければ、親の介護などについて全く自由ということではないでしょうから、なかなか簡単に結論付けられるものでもありません。

ただ、上記の各項目についてはリサーチ~日本(現在の自分の状況)との比較は可能ではあります。興味のある国々について、ネットや書籍で情報を得る。数日間でも旅行をしてみる。その期間を延ばしていって“暮らす”感覚を掴んでいく。そういったステップを踏むこと自体は、ある程度行えるはずです。

サミティベート病院で受け入れている高齢者のリハビリ広告

次にガラリとベクトルを変えまして、「海外生活に向いているタイプとそうでないタイプ」
ということを考えてみましょうか。ちょっと言い方が良くないかもしれませんね。「そうでないタイプ」ではなくて、「する必要がないタイプ」としましょうか。例えばこんな感じです。

A 日本はもとよりどんな国でも適応していける

B 国(エリア)による相性がある

C そもそも外国生活向きでない

極端に単純化してしまっていますが、大きく分けて3タイプとします。

Aのタイプの人は一見、凄く映ったりもしますが、要は「何事にもこだわりなくやっていける人」ということですね。「やっぱり日本料理でないと・・・」「日本語が通じやすい国でないと・・・」などと言っていたら、とても務まりません。海外赴任を命じられるケースなどではNOと言い難いでしょうが、自身の意思による移住&ロングステイであれば、別に“スーパー移住マン”になる必要もないでしょう。

Bについては大別して「欧米的」 「アジア的」のいずれに親しみを感じるか、ということになると思います。(あくまで便宜的な分け方です。それぞれの国によって勿論違いがあります) 

前者は個人の権利意識が高く社会的な規範も発達しており、各種法整備も整っているという環境です。その反面、社会生活を送るにあたって種々の義務も生じますし、自己主張のスキルも欠かせません。「黙っていても察してくれる」社会ではないのですから。

一方は「黒と白のあいだには灰色がある」ということを許容する世界です。時には好んで、その中間の位置に留まろうとする場合もあります。物事の結果やそうなるに至った過程について全て把握したい、納得したいという方にはある意味、適応が厳しい状況とも言えます。

気候条件(暑い/寒い 乾燥/湿潤)、食事情(地元の料理が好き/嫌い 日本料理の選択肢が豊富/少ない)、なども重要な決め手ですね。

タイの屋台風景。食文化の違いに馴染めるか

最後にCのタイプ。実はこの型に属する日本人はかなり多いように思うのです。そもそも私たちの血には、長い鎖国の歴史も受け継がれているでしょうから。日本という国でこそ輝く、力を発揮できるということは素晴らしいことであって、別に非難されるようなことでもないはずです。

「物事の細かい面に注意を怠らない」「時間の約束を厳守する」といった日本人の美点が、海外生活でいつも活かされるかというとそれはまた別です。むしろストレスが溜まって挙句の果てに心身が不調に・・・などとなるよりは、言葉や生活習慣全般に一切不安の無い、母国での生活をエンジョイしたほうがずっと良いですよね。

私の知人で、アメリカやオーストラリアで長年にわたって活躍されている方々をみていますと、それぞれの国にあった資質を皆さん持たれてるんですね、見事なまでに。学習、努力、慣れといったこともあるのでしょうが、自然に備わった能力としか言いようがような気もします。

まず語学力、絶対最低条件です。読み書きは勿論(ある程度オフィシャルなやり取りの際はスペルミス1つあってもアウトです)、オーラルの面(会話力)も超重要。「英語は読めて書ければよい」というようなことは一切通用しません。そして意外なことに、思いやりというか察する心~こちらも欠かせません。相手の意を汲み取る、会話をリードしていくという気配りが求められるのです。これらの総合力を兼ね備えていませんと、欧米ではまず相手にされないでしょう。(アートやスポーツの分野で飛びぬけた才能がある場合を除いて)

さて、ではタイという国はどうかというと、前回の記事でも触れましたが、海外移住先としては非常に有力な候補であることは言えるかと。前述のCのタイプの皆さんも、起こっては欲しくない事態ですが~日本が何らかの理由で住みにくくなった時、そうご自身が感じられる時が来てしまったら~タイでのステイを検討されてみてはいかがでしょうか。タイの人々はきっと、温かく迎えてくれると思いますよ。受け入れる側はウェルカムです。

タイ人に好かれる秘訣、教えます!
住めるかな?そんな視点で次のタイ旅行の計画を練ってみるのも有意義かもしれませんね。

タイの住居とテニスコートとビーチの写真

*下記のサイトやブログもどうぞご参照下さい。

タイの生涯滞在査証 THAILAND ELIETE
バンコクマインド
マレーシア時々タイたまに日本とそのほかの国

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