日・タイディベロッパーによるJVコンドミニアム~施設充実&駅近、でも夜の帰り道が・・・
コロナ感染が拡がる前の数年間、タイでは諸外国とのジョイントベンチャーによる多数のコンドミニアムが建設されました。この時期には日本の大手デべ各社も競って参入、メディアでも大きく報道されていました。今回はそのなかでもメガ規模、ユニット数が1200以上という大型プロジェクトを訪ねてみることにしましょう。
圧倒されるようなスケール感がありますね。物件名はNICHE MONO Sukhumvit – Bearing。タイ側のデべはSENA DEVELOPMENT、日本人が住む居住エリアに既存のプロジェクトがありませんので馴染みが薄いかもしれませんが、低~中価格帯のレンジで多数の実績を誇っています。
参考記事
続報!THE KITH コンド 約190万円~の新築コンドミニアム セールスオフィス訪問リポート
(2011年5月)
毎日が買物日和、ショッピングに便利な新築コンド3件紹介
(2011年8月)
早速、室内や施設を見ていくことにしましょう。下記画像は約28平米の1ベッドルーム、間取りとしてはごくスタンダードなタイプですが天井高が270センチ確保されているのは良いですね。こちらのユニットはフル装備で家具や電化製品等が施されています。
高層階の部屋ですと、チャオプラヤ川のリバービューが楽しめます。ルーフトップからの眺望は絶景のひとこと。プールやフィットネス、エントランスのスペースもゆったり取られていて、施設全体の造りに余裕が感じられます。
コンドミニアムの1階にはチェーン展開の喫茶店が入っているのですが、周辺にアットホームな雰囲気のパブやカフェが点在していて目を惹きます。常連さんになると寛いだひと時を過ごせそうですね。
この物件はスカイトレインのベーリン駅から400メートルほどと充分に徒歩圏なのですが、ちょっと気になるのがその道すがら。というのも空き地が続いており、当然商店などもありません。昼はともかくとして、夜間の一人歩きはちょっと躊躇してしまう方も居るのではないでしょうか。車道はインバウンド方向ですので、モーターサイ(バイクタクシー)も使いづらく、買い物の便などを考えますと反対側(奇数側のソイ105や107)立地の物件に軍配が上がるのは否めませんね・・・
現在の価格は平米単価で9万バーツ前後(ユニットによって異なる)、賃料では1万バーツほど(1ベッドタイプの場合)といったところでしょうか。プロジェクト自体は魅力のある物件ですので、各人の生活パターンや使用する交通手段などを考慮したうえで、購入や賃貸について検討されることをお勧めします。幸い、見学後にゆっくり考えることが出来そうな店が周りに幾つもありますので・・・
*文中の数字や仕様は変更になる場合があります。
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バンコクマインド タイの過去現在未来と音楽書籍映画の旅
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