海外各国の移住&投資セミナー@バンコク やっぱりタイが最高のチョイスではないだろうか
昨年末、バンコクで開催された GROBAL INVESTMENT IMMIGRATION SEMINAR なる催し物を覗いてきました。
会場はビジネスエリアのサトーンの一画、受付を済ますと主催者のメディアインタビューが始まったところ。
定刻には椅子も埋まり、この日はキプロスやセントクリストファー・ネイビスの移住&不動産案件が大きくフィーチャーされていました。
面白いのはスピーカーの自虐的な解説、「タイのほうがいいと思うんですけど~」と断ってから話し始めるんですね。それにイチイチ頷いている参加者(欧米人が多くタイ人も)の姿も笑えます。
距離的にもちょっとキツいものがありそうです。「バンコクからだったらまずは夜便でロンドンへ飛んで、乗り換えれば翌日の夕方には着きますよ。アッという間です」と言われても・・・あと食事情もどうでしょう、かなり限定的なものになりそうな。
その後は先進国の移住(市民権取得)要件などを個別に。全般的に以前より審査が厳しくなっており、門戸は狭くなりつつあるようです。資金的にも相当な額が必要ですし、語学能力も問われるケースが多い。何らかの必然性が無い限り、通常の日本人の選択肢にはなりにくい印象を受けました。
現状では日本人にとっての海外ロングステイ先としては、マレーシア、フィリピン、そしてタイが筆頭にあがるのではないでしょうか。それぞれプログラム(制度)の特徴がありますが、最大公約数~総合点評価ではタイが抜きんでているように思います。
いずれの国も日本の冬に相当する季節はありませんから、「衣」の心配はありません。「食・住」については人気のタイ料理&日本食の浸透ぶりからしても、タイの圧勝ではないかと。住居についても手頃なアパートから豪華なコンドミニアムやヴィラなど、あらゆるカテゴリーで選び放題、賃貸(購入)手続きも簡便です。
医療機関も日本人医師や日本語通訳が待機している施設が多くあり、安心感があります。タイは国内外への便が多数ありますので、旅行も気軽に行けますね。スパやお洒落なレストラン&カフェ巡りなど、女性も滞在を満喫できるはずです。
タイでの長期滞在の方法としては、いわゆるロングステイビザとエリートカードが知られています。前者は1年毎の更新で、50歳以上および一定の預金額があることが条件です。後者は現在、多種類のタイプがあって、価格や内容が非常に細分化されているようです。
セミナーでもTPC(エリートカードの運営母体)のスタッフがプレゼンをしていて、終了後にはかなり個別の質問を受けていました。会員数も順調に伸びていて、現在は7000人のメンバーが居るそうです。
この制度は今から15年ほど前に始まりましたが、当初の内容(最初の数年間に紹介されていたタイプ)は現行のものと大きく異なっています。現在では個人間の譲渡のみで入手可能となっていますが、タイでのステイ(単身者のみならずご夫婦、ご家族)を計画している方には、見逃せない各種特典が付与されています。
以前の記事でもご紹介したこちらのブログでは、譲渡によって初期タイプのメンバー資格を得られた方が、その取得プロセス等を詳細に記されています。ご興味のある方はじっくり、目を通されてみてはいかがでしょうか。大きくプロモートされている現行のカードと違い、初期のカードについては非常に限られた情報しかありませんので、理解を深め疑問点を解消するにも、大変に有益なソースになるはずです。
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