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築15年のタイの中古コンドミニアムを買って、それから10年住んでみて・・・見つけ方や住み心地は?築15年のタイの中古コンドミニアムを買って、それから10年住んでみて・・・見つけ方や住み心地は?

[2020年1月7日(Tue) 234 views]

「タイの中古コンドミニアムに興味があるけれど、どうやって探すの?手続きの方法は?実際の住み心地は?」といったご質問を受けることがよくあります。確かに新築物件でしたら、綺麗なセールスオフィスやモデルルームがあって、ホームページやパンフレットの類も充実しています。ディベロッパーの職員や販売エージェントのスタッフが手取り足取り説明~書類手続きも行ってくれるわけですが。

ディベロッパーの職員や販売エージェントのスタッフの写真

その点タイの中古コンドミニアムの売買は、売り手と買い手の直接交渉(仲介エージェントを通さない)も一般的。情報収集や登記移転作業全般について、特に外国人購入者にとってはハードルが高い面もあるかもしれません。また築年数の経過した物件ですと、建物や施設の管理状況なども気になるところですが、建築当初の資料などは皆無といったこともあって、つい二の足を踏みがちです。

参考にして頂けるかどうか分かりませんが、今回は私自身の実際の例をお話してみることにしましょう。

コンドミニアムの室内の写真

◎購入時期   
2010年夏

◎購入のきっかけ
その時点ではタイ人オーナーのコンドミニアムを借りていました。部屋も気に入っていましたし、オーナーさんもとても良い方で食事などもご一緒していました。ある日、なにげに不動産雑誌をめくっていましたら、小さな広告が目にとまり・・・

不動産雑誌の広告

その雑誌は大手デベのきらびやかな広告満載のタイプではなく、中古の戸建てやタウンハウス、コンドミニアムの売り情報が細かい文字でぎっしり並んでいる、完全な地元タイ人向けの内容です。エージェントの広告も掲載されていますが、地場系100%。日本語や英語のフリーペーパーでよく見かける日系や欧米系エージェントの名前はどこにもありません。

その広告はスペースも狭く、写真も1枚だけ。物件情報もごく僅かしか記載されていなかったのですが、なにかピンとくるものがあったのでしょう。記載されている電話番号にかけてみたところ、タイ人(女性)のオーナーさんでした。複数の物件を所有している方で、自身で告知活動や広告掲載を行っているとのこと。英語が話せる方でしたのでコミュニケーションも取りやすく、物件を見せてもらうことになりました。

◎物件見学
当日はオーナーさんの車で案内してもらうことに。スクムビット通りからはかなり距離がありました。またこの時点ではスカイトレインが開通していません。(翌年に運行開始)

参考記事
祝!スカイトレイン オンヌット~ベーリン開通 沿線ミニガイド
(2011年8月記事)

建物前の交通量の少ない道路

ソイ奥立地なのですが、静かな環境が気に入りました。私は車やバイクの走行音が苦手なのですが、建物前の道路(小径)の通行量が少ないのも好印象。肝心の室内のほうですが、オーナーさんによって大幅にリノベーションが施されており、築15年という経年は感じません。また室内家具が付いていなかったのも好都合でした(ソファやテーブルセット、照明器具などは既に自前のものを持っているので、引き続き使用したかった)。サイズ的にも無理なく置けそうです。ダブルのカーテン一式、網戸も取り付け済みでした。

リノベーションされた広々とした部屋
築15年という経年を感じない室内

CDや書籍をそこそこ所有しているため、その収納スペースの有無が最大のポイントでした。賃貸していた部屋ではまったく収まりがつかなくなっていましたので。

大きな飾り棚
埋め込み式の飾り棚

嬉しいことにうってつけの造作です。中古の物件はもともと興味もあって、かなり見てきていましたが、自分の描いていたイメージにほぼ合致。この時点でかなり心が動いていました。

*他の部屋も覗いてみたくなり、コンドミニアムスタッフに頼んで、後日何室か見せてもらいました。築年数が経過していますので、オーナーの手入れ具合によって室内のコンディションやセンスはバラバラ。比べてみて、やはり広告で目にしたこの部屋が一番という結果に。購入を決めました。

キッチンの写真
家具が置いてある部屋

◎契約~登記
オーナーさんが用意した実に簡単な書類にサイン、デポジットを現金で払います。その後日本に帰国し、銀行から海外送金の手続きを。新築プロジェクトのようなパンフレット等の添付資料がありませんので、窓口ではかなり色々と質問されました・・・

◎権利登記
タイ帰国後に銀行で現金小切手を作成後、土地局へ出向きます。オーナーさんは過去にも戸建てやタウンハウス含めて多くの移転登記を経験している方なので、スムースに手続きは終了。登記費用等の諸経費はオーナーさん持ちということで交渉済みでしたので、当日の現金のやり取りもなく、権利証と鍵をもらって目出度く終了。その後電気局に出向き、電気代支払いの名義書き換えも行いました。

◎引っ越し
荷物がある程度あったので(家具、書籍等)、日系の業者さんに依頼。「いやあ、結構ありますね」と言われてしまいました。ネット環境については固定電話の回線利用でADSL設定、テレビは日タイどちらの番組も視ませんので契約無し。若干の家具、マットレス、洗濯機などを購入しました。

◎住み心地&見落とし事項
全体としては大変に気に入っており、現在に至っています。建物完成当初より自己居住として使用している世帯がほとんどのようで、10年目の私が“新参者”です。居住者の年齢層が高く、夜間に騒ぐ人などは皆無です。(スタジオ~1ベッドタイプの間取り自体がありません) 気になる点としては、エアコンが3基設置されているのですが、水が落ちてきたり冷風が出なくなったり・・・まあ、なんといっても年季が入っていますから。そのうち2基はビルトインタイプなのですが、どうも交換、修繕作業が面倒な気がしてしまって、騙し騙し使っている状態です。

本やCDが入った飾り棚
荷物を運び込んだ部屋の写真

タイ人の友人も居ますので、彼らに物件探しから依頼することも可能でした。しかし、なかなか細かい希望は伝わりにくいものですし、皆忙しくしています。やはり自ら動くことが、自身で納得できる物件を選ぶことに繋がるように思います。

本サイトでも今までに相当数の“渋めの”中古プロジェクトを取り上げていますが、中古コンドミニアム(の選択や購入)についてご質問などがある方は、お気軽に下記の問い合わせフォームからお寄せください。分かる範囲でお返事を差し上げるようにしますので。皆さんそれぞれの目的と希望にあった“マイ中古”との出逢いがあるといいですね!

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