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かつて100万バーツ以下で販売されていたタイの格安コンドミニアム、今のリセール価格は如何ほど?かつて100万バーツ以下で販売されていたタイの格安コンドミニアム、今のリセール価格は如何ほど?

[2021年6月15日(火) 412 views]

今から数年、十年前にはバンコクやパタヤで100万バーツ(当時のレートで300万円以下)の予算で新築のコンドミニアムが購入できました。タイではこのクラスの物件でも、プールやフィットネスは標準装備。大手のディベロッパーも競って参入していたのですが、今現在の売却価格はいったいどれほどになるでしょうか? タイ人にも知名度の高いプロジェクトを幾つか取り上げて、過去~現在を検証してみることにしましょう。

かつて100万バーツ以下で販売されていたコンドミニアム
100万バーツ以下でもプール付き物件

手頃な値段のコンドミニアム、と聞いてまず思い浮かぶのがLPN~ルンピ二社のプロジェクト群。手掛けた物件数も圧倒的で、タイ人なら誰でも知っているはずです。
LUMPINI VILLE SUKHUMVIT 109-BEARING は2012年に販売がスタートした全700室超の大型物件。当時はスカイトレインの延伸路線が開通した直後で、このエリア(ベーリン)には多くの新規コンドミニアムが建設されました。

LUMPINI VILLE SUKHUMVIT 109-BEARINGのコンドミニアム価格表
LUMPINI VILLE SUKHUMVIT 109-BEARINGのコンドミニアム価格表

プロモーション価格で予約が出来ていたら、相当にお得だったことが分かります。(上記の画像にあるように、同階/同面積のユニットで30万バーツ前後の価格差がある)
この当時はまさにイケイケの時代で、短い間隔であれよあれよと価格が改訂(値上げ)されていきました。さて現在の中古マーケットにおける売却価格はというと、平米単価で5~6万バーツといったところ。当初よりはやや上昇していますが、購入後の家具や電化製品設置のコストなどを考えますと正直、相殺されてしまう範囲かもしれませんね。

UNIO SUKHUMVIT 72プロジェクト
UNIO SUKHUMVIT 72内観
UNIO SUKHUMVIT 72の立地

別の物件を見ていきましょう。こちらはアーナンダ社のUNIO SUKHUMVIT 72。完成が2017年ですので、比較的築浅のプロジェクトです。この頃には不動産価格がかなり上昇していたのですが、95万バーツというインパクトのある値付けでセールスオフィスには多数の予約客が詰めかけていました。

UNIO SUKHUMVIT 72セールスオフィス
UNIO SUKHUMVIT 72セールスオフィス内
UNIO SUKHUMVIT 72価格表

現在のリセール価格は築年数が浅いこともあるのでしょう、平米単価で7万バーツ~の水準。95万バーツのユニットをゲットしていたら、その他諸々のコストを考えても充分にお釣りがきそうですね。ちなみに賃料は、ルンピ二&アーナンダの2物件とも6000~7000バーツ台(スタジオタイプ)といったところでしょうか。

UNIO SUKHUMVIT 72セール
UNIO SUKHUMVIT 72内観

最後はパタヤの例をチェックしてみましょう。前述のルンピ二社によるメガ規模(32階建て2棟・全1452室)のLUMPINI VILLE NAKLUA-WONGAMATは、北パタヤ地区に2013年に建設。ロケーションも良好&低価格ということもあって、タイ人購入者からも大きな注目が集まりました。この後サンシリ社、SCアセット社などの業界大手がパタヤ市場に乗り込んでくることになるのですが、そのきっかけともなったプロジェクトです。

LUMPINI VILLE NAKLUA-WONGAMAT価格表
LUMPINI VILLE NAKLUA-WONGAMATカフェ
LUMPINI VILLE NAKLUA-WONGAMATカフェ

通常プロモーション価格のユニットは低層階なのですが、当時の価格表をみると20階でも100万バーツを切っていますね。交通量の多い通りに面していて周辺には飲食店の数も多く、乗り合いのトラック(ソンテウ)も簡単に拾えますので、コスパは非常に良いように思えるのですが・・・しかし今回のコロナ禍によって状況は一変、現況のリセール価格は低迷していて、100万バーツ以下の(見切りをつけた)ケースも散見されます。

先月の記事 バンコクVSリゾート コロナ禍でより快適に過ごせるのはどっちだ?でも触れましたが、リゾート地における感染防止対策は思いの外厳しく、外国人観光客も激減している状況が続いています。現状では投資対象であっても自己居住~セカンドホームとしての利用だとしても、それぞれの目的に適う運用が困難とのオーナーの判断があるのでしょう。

コロナ以前にはリセール価格が上昇していた時期もありますので、今後の動向(価格変動)については判断が分かれるところかもしれません。スワンナプーム空港からも近く、飲食施設の充実しているパタヤが再び活況を呈する日が来ないとも限りませんし。

しかし、昨年来のコロナ禍以前~それも相当前からバンコクやパタヤのコンドミニアムはオーバーサプライの局面に突入していました。

タイのコンドミニアムは今買い時か?そうだとしたら選ぶ基準は?そうでないとしたら・・・第1回(2017年11月記事)
そして誰も買わなくなった・・・タイ不動産投資~その幼年期の終わり(2018年6月記事)

コロナの流行収束が見込めるようになってきても、かつてのような「予約をした次の日に利益を乗せて簡単に転売できた」といった状況にはならないでしょう。100万バーツ前後のコンドミニアム購入を検討されている方は、タイへの渡航制限が解除された後に(7月より条件付きで外国人観光客の受け入れ再開予定)、実際に現地を訪れて物件&ユニットの比較をじっくり行ったうえでのチョイスをお勧めします。コロナ前の数年間と同じように、選択肢は豊富にあるはずですから。

*文中の数字や仕様等は変更される場合があります。

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