バンコク大家が行く~30㎡で100万バーツ以下の割安新築コンド編~ブリッツ コンドミニアム ベーリン
バンコク大家が行く~30㎡で100万バーツ以下の割安新築コンド編~
バンコクの街中では多くの不動産広告を見かけるが、低価格帯のコンドミニアムでは100万バーツ以下の値付けは地元のタイ人購入者にもインパクトがあるので「799,000」「850,000」「999,000」といった並びの数字を強調している例が多い。昨今の円高基調もあって、日本人にとっても非常に魅力的な価格であるのだが気をつけておきたいポイントがひとつ。
建築中の建物外観
これらの低価格帯物件のなかには室内面積が22~25㎡とかなりコンパクトなサイズに設定されている物件が増えてきている。原油価格や建築資材、人件費の上昇などで建築コストはかさむ一方。 かといって販売価格に上乗せしていると売れ行きが鈍るということで、1室あたりの面積を削って割安感を強調しているのだ。こういった物件を購入するタイ人購入者層は「部屋が狭くなってもいいから、ともかく総予算(家具や電化製品の購入費なども含めて)を抑えたい」というリクエストが強いので、大手のディベロッパーも競ってこの価格帯に参入してきており、また押し並べて販売状況も好調のようだ。
ただ実際の居住性を考慮した場合、やはりスタジオタイプ(1ルーム)の部屋でも出来うるならば30㎡前後の広さは確保しておきたいところ。タイのコンドミニアムの小面積のユニットは全体的に収納スペースが貧弱なので、室内にある程度のゆとりがないと荷物が部屋に溢れてしまうことにもなりかねない。今回の BLIZ CONDOMINIUM BEARING(ブリッツ コンドミニアム ベーリン)はスカイトレインの延長線のベーリン新駅が最寄りの新築物件(住所はバンコク市内でなく隣県のサムットプラカン)で、 30㎡前後のユニットが100万バーツ以下で販売されている。
ロビー部分、吹き抜けになっていて開放感がある
[ミニギャラリー]
![]() |
![]() |
フィットネスルーム | ベッドルーム |
![]() |
![]() |
モデルルーム(家具はオプション) | シャワー トイレ 洗面所 |
![]() |
![]() |
キッチン | 窓 採光良し |
バンコク大家の徹底分析
物件の周囲は住宅街で、コンビニエンスストアや食堂等が無いのがやや気になる。夜間になると人通りが少なくなるので車やバイクなどの交通手段を持っているか、モーターサイ利用が必須。物件そのものはローライズ8階建てで全79室の構成、30㎡前後のスタジオタイプが多いが、40 ~50㎡台のユニットもある。エントランスやロビーの造りが洒落ていて小奇麗なので、タイ人の若年層に好まれそうな印象だ。(訪問日も若いカップルが契約手続きをしていた)
販売価格についてはプリセールの790,000 バーツのユニット(30㎡のタイプ)は予約済みで、現在は 890,000~ 895,000バーツとなっている。(家具、エアコン等は含まれていない)ディベロッパーのHOME PLACE社は戸建てやタウンハウスを手掛けており、BLIZ~の名称のコンドミニアムを本物件以外にもバンコク市内に2件建設予定だ。
参考情報
◎BTSスクンビット延長区間2(バンナー~ベーリン)の注目物件1 ザ キース スクムビット
◎BTSスクンビット延長区間2(バンナー~ベーリン)の注目物件2 センス オブ ロンドン
◎バンコク大家によるディープ分析!今注目のベーリンエリアの最新物件情報
—————————————————————————————————
|HOME| | 初心者ガイド| | ニュース| | コラム| | 購入の流れ| | 生活情報| |