“オンヌットの先”でも遂に平米単価で15万バーツを突破、続々登場の新規コンドミニアム
今、スカイトレインのグリーンライン オンヌット駅以遠の数駅周辺で大型新築プロジェクトの発表が相次いでいる。駅名でいえばバンチャック~プンナウィティ~ウドムスック~バンナーといったエリアだが、そもそもこの界隈にBTSが延伸したのはわずかに5年前ほどのこと(参考記事/祝!スカイトレイン オンヌット~ベーリン開通 沿線ミニガイド) 当時は完成済みのコンドミニアム数も少なく、手頃な価格での購入が可能だったが今や状況は劇的といってもいいほどの変貌ぶり。今回は新規物件を中心に、駅周りの現況を見てみることにしましょう。
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まずはウドムスック駅から50メートルという距離の近さを強調しているIDEO MOBI SUKHUMVIT 66。日本人の購入者&テナントにも馴染みのあるアーナンダ社の新プロジェクト。ユニットタイプは20㎡台の小サイズはなく、約35㎡の1ベッドルームからとなっている。売り出し価格は、低層階の室内家具などが付いていない部屋で、500万バーツ超、㎡単価で15万バーツ以上の数字となっており、この界隈でも遂にこの価格帯に突入したかという感慨を覚える。
ちなみにスクムビット通りを挟んで向かい側に位置する完成済みの同社物件IDEO SUKHUMVIT 103は、2008年時の売り出し価格が6万バーツ台/㎡だった。(下記画像の中央) 今回の物件は駅から至近距離というのは好ポイントだが、偶数側ソイに位置しており、周辺には商店等が少ないのがやや気になるところか(屋台や生鮮食料が安く買える店が密集しているウドムスック市場、コンビニ、レストランやカフェが揃っているモールのONE UDOMSUKなどは全て奇数側にある)
続いては一つ手前のプンナウィティ駅。スクムビット ソイ101の入り口にある、この界隈では知名度の高い中華料理屋のフアセンホンを越えて、しばらく歩いた場所に建設されるのが大手サンシリ社のTHE LINE SUKHUMVIT 101。隣には高層のサービスアパートメントが建っている。このブランドはタイ人購入者からも人気の高いシリーズだが、建物周りにはやはり商店数が少ないか(ソイ101内には食堂やカフェなど個人商店が適度に並んでいる。参考記事/スクムビット通り 101 小さなソイの新築コンドミニアム 2件)。
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ちなみに以前の記事(SUKHUMVIT SOI 64 REVISITED~コンド銀座 スクムビット ソイ64再訪 更に増え続ける新築プロジェクト)でお伝えした「超駅近」コンドミニアムのHUE SUKHUMVITはほぼ完成。「プラットホームからそのままあなたの部屋へ」がキャッチフレーズだったが、確かにひょいと飛び移れそうな近さではある。
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最後はバンチャック駅、ローカルなマーケットが駅を取り囲んでおり、タイの生活にある程度慣れた人にはなかなか暮らしやすそうな環境だ。
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そのマーケット真横に建設されるのがIDEO SUKHUMVIT 93。またまた“アーナンダ軍団”の新顔だ。スカイウォーク(空中通路)がコンドミニアム近くまで延びているのは好ポイント。こちらは前述のIDEO MOBI SUKHUMVIT 66と異なり、小面積のユニットがあるので、200万バーツ台からの購入が可能だ。
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なお、このエリアでは駅からやや距離があるロケーションでは価格の安さで勝負?しているプロジェクトも多く、下記画像にあるTHE EXCEL UDOMSUKは100万バーツ以下の価格。ベーリン、サムロンではなく「バンナー交差点手前」立地の新規発表物件としてはかなりインパクトのある数字だ(ウドムスック駅からは距離があるので徒歩移動は無理。ソンテウやモーターサイなどは頻繁に走っている)
*本文中の数字・仕様などは2016年10月中旬のものであり、変更される可能性があります。
関連情報
◎コンドにモールにスカイウォーク・・・開発計画が目白押し~ウドムスック(UDOMSUK)の時代がやってくる?
◎2015年第四半期の新規プロジェクトあれこれ~遂に平米単価50万バーツ以上の物件も登場
◎ 平米単価で15万バーツ超が目安に~好調が続くスクムビットプライムエリアの駅近新築コンドミニアム
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