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ただ買っただけ・・・では誰も借りてくれないタイのコンドミニアム。超オーバーサプライに打ち勝つ「最高の部屋」はこうして完成した~闘うオーナーの実例リポートただ買っただけ・・・では誰も借りてくれないタイのコンドミニアム。超オーバーサプライに打ち勝つ「最高の部屋」はこうして完成した~闘うオーナーの実例リポート

[2019年9月24日(Tue) 512 views]

さて今回は、バンコク市内で投資用のコンドミニアムを購入された日本人オーナーさんの部屋を見せて頂くことにしましょう。家具を新調したり、部屋のグレードアップに取り組まれていたのですが、「8割がた終えたので」との連絡が。テナントさんが入居してからでは拝見しにくいですからね。さてさてどんな仕上がりになったのでしょうか、興味津々で伺います。    

プロンポン地区にある今回のコンドミニアム

ロケーションは日本人駐在員居住区のメッカ、プロンポン地区。スカイトレイン駅からは距離がありますが、近隣には日本の食材が豊富に揃うスーパーマーケットや飲食店が多数ありますので、生活の便も良さそうです。建物の周囲は落ち着いた住宅街で環境良好。

エントランスに足を踏み入れると、フロント横のプールが目を惹きます。ハイセンスなビーチリゾートの雰囲気と言ったらよいでしょうか。

コンドミニアムのエントランス
フロント横にあるプール    

オーナーさん(以下Aさん)の部屋は5階のコーナーユニットで約70平米の2ベッドルーム。室内に入ると目を惹くのはワイドな姿見鏡。これだけのサイズのものはおよそ見かけません。特に女性には喜ばれるのではないでしょうか。外出前のコーディネートチェックも完璧ですね。勿論、Aさんの特注品です。

リビングルーム
キッチン越しに見るリビング

リビングスペースが広々としているのが印象的。近年の50平米前後の2ベッドルームタイプとは決定的な違いがありますね。

オーナーさんが充実させている内装
アイランド型キッチン

これだけの余裕があると大画面での映画鑑賞などが堪能できそうですね。まさに“マイシアター”といったところ。キッチンはアイランド型で調理台が4口付いています。冷蔵庫も大容量タイプですので、料理自慢の方も存分に腕の奮いがいがあるはずです。

大きな窓のある部屋
角部屋からの眺め

こちらは主寝室。角部屋ということもあって、窓を開けると採光十分です。

リビングルームからの眺望

リビングルームからの眺望も最高です。とても低~中層のフロアとは思えない開放感がありますね。ここまで見てきただけで既に平均点をクリアしていると思えるのですが、それで満足しないのがAさんの凄いところ、更に工夫と労力を注ぎ込んでいきます。

壁材に使われている調湿&除臭効果のあるエコカラット
オーナー自ら取り付けたという

壁材に用いられているのが調湿&除臭効果のあるエコカラット。調達および取り付け作業についてもAさんは独力でこなしています。「タイではあまり見かけませんので、他の部屋との差別化アイテムとして」とのこと。色合いのチョイスもよく、上品な空間作りに成功していますね。

室内干し用のロープ
植物が心を休ませる

室内干し用の洗濯ロープ(勿論、収納可能)、空気清浄機など細かい心遣いがあちこちに感じられます。リビングルームのソファも、小物類が整理できるようなタイプをセレクト。

収納のあるソファー

その他玄関ドアの近くにはフックを取り付けたりと、まさに至れり尽くせりの部屋づくりとなっています。伺った日には「まだ気になるところがあるので、泊まりこんで朝から晩まで格闘しています。工具などが散らばっていて済みません」と恐縮されていましたが、むしろ「自分で選んで買った部屋だから、自分が良いと思える部屋に仕上げるのが当たり前。人任せにはしません」という、強い信念と実行力を目の当たりにすることができました。

本サイトを続けて読んで頂いている方にはお気付きかもしれませんが、このAさんとは以前の記事

こうして手に入れた市場価格半値のバンコク高級コンドミニアム

にて紹介した方で、今回はその続編リポートにあたります。Aさんは当然、現在のバンコクの不動産事情~コンドミニアムの供給過剰についてはよく把握されています。そのうえで納得できるコンディションの物件&ユニットをチョイス~諸条件を交渉~登記移転~部屋のグレードアップを独力で進めてきました。それだけに留まらず、テナント付けに関しても業者さんに頼るだけでなく、知人や友人を通じて告知活動を行うようにしています。「その繋がりでの契約でしたら、業者さんへの手数料分を入居して頂ける方に還元できますから」とのコメントも。

コンドミニアムの上から

さて皆さんはここまでをお読みになって、どのように感じられましたか?「これだけの時間と手間をかけるのは物理的に不可能」「やってみたい気持ちもあるが言葉の面で不安が・・・」、おそらくさまざまな感想を持たれることでしょうね。ただ、Aさんの熱意と行動力に学ぶところは非常に大きいはずです。

そして結局は不動産云々、投資効率どうのこうのという問題ではなく、タイ(タイ人&タイ社会)をどのように捉えているのか、どのように付き合っていくのかという、各自のスタンスに帰結するような気がするのですね。緻密な計算や将来予想というポイントに加えて、シンプルな好奇心~よし、やってみようか!という思い一つが何よりの原点であり、継続のパワーに繋がっているとお見受けした次第です。

タイ不動産への取り組みの形は様々なバリエーションがあると思います。ただ度々お伝えしているように、ここ1~2年および現況のマーケット状況はお世辞にも良好とは言えません。近い将来に事態が好転するというのも、楽観的に過ぎる見方でしょう。「言われたとおりに任せておけばなんとかなる」時代は過去の話です。手間暇がよりかかるようになっただけでなく、

TM30(外国人居住報告書)について、「タイ不動産」をキーワードとして捉えてみると・・・

オーナーとしての法的義務も重くなっています。例え“良い買い物”が出来たとしても、それでOKという話でもないのです。

前回と今回の記事ではAさんの“試行錯誤”の全貌はとてもお伝えしきれません。室内備品の調達にしても、バンコク市内の多くのショップを周り、品揃えや価格をしっかり比較したうえで選定しています。アナクロな言葉になってしまいますが“根性が違う”のですね。

魅力のある物件は今でもあります。素敵なユニットも見つかるでしょう。しかしそれらに出逢うには自らのアクションが欠かせません。動けば汗が出ます。洋服も汚れます。何より身体が疲れます。それでもいけそう、ですか? よっしゃ!というお気持ちがあれば、今回ご紹介したAさんのケースのように、きっと良い出会いがあり、激しい競争に負けない部屋が誕生するはずです。

今回の記事がその一助となることを願って・・・

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