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なんだ坂こんな坂~街頭デモに大洪水、今度の坂はコロナ坂~タイが直面する試練の数々なんだ坂こんな坂~街頭デモに大洪水、今度の坂はコロナ坂~タイが直面する試練の数々

[2020年3月31日(Tue) 577 views]

後世の歴史に語り継がれるであろう新型肺炎(呼称が色々あるようですが、タイでは COVID-19 と表記されることが多いようです)、世界的規模で感染が拡大していますが勿論タイもその例外ではありません。今回はここ10数年でタイに起きた“大事件”を振り返ってみることにしてみましょう。

◎2006年9月に発生したクーデター前後の政治的混乱に起因するデモ

まず思い起こされるのがおよそ10年間にわたって繰り広げられた大規模デモ。対立する二つの政治的勢力を支持するグループが交互に運動を展開。

大規模デモを報じる記事

国会前に集まって演説、平和裏に行進してその後解散といったレベルのものではなく、数万人あるいはそれ以上の人数が参加する大規模な集会が行われ、座り込みが長期間に続くこともありました。

エンポリアムデパートと行進する市民

右側にあるのはプロンポン駅直結のお馴染みのエンポリアムデパート。スクムビット通りを多数の市民が行進していますね。

ルンピ二公園のデモ隊のベース基地

観光客もよく訪れるルンピ二公園、デモ隊のベース基地になっています。

屋台の写真

こんな時にも商売、商売。微笑ましくもありますね。しかしこの期間に多くの犠牲者が出たのも事実です。2014年に再度クーデターが発生し(1932年以来19回目)、長く続いた混乱には一応の終止符が打たれました。(現在でも小規模の抗議集会は起きています)

◎2011年度のタイ大洪水

タイでは洪水自体は珍しくないのですが、この年は国土の多くのエリアが被害を被りました。一時はバンコクも完全に水没すると言われ、脱出した都民も少なくなかったのです(日本人学校の生徒さんは日本に帰国したように記憶しています)

洪水を報じる記事

この時は地震と異なり、じわりじわりと真綿で首を絞められるような圧迫感を受けました。幸いバンコク中心部への冠水はギリギリで食い止められましたが、多数の工業団地が完全に水没、操業停止となりました。

洪水を報じる記事

当時の様子が過去記事にありますので、よろしければご覧ください。

10月30日 バンコク都心部(BTS沿線)の様子
(2011年10月)

飲料水(ミネラルウォーター)や食料品(保存のきくもの)はかなり品薄になりました。

品薄になった店の写真

◎そして最大の試練、新型コロナの感染拡大

日々状況が変化していますので、タイ人も感染確認者の数や政府、自治体の通達に敏感になっています。個人経営の飲食、マッサージ店等にとっては長期間の閉鎖は非常に厳しい事態です。

飲食店の「テイクアウトのみ」の看板

食料事情が良好なタイのこと、故郷(地方)にいったん帰省すればしばらくは“しのげる”かもしれませんが、2か月3か月あるいはそれ以上となると、そうも言っていられないでしょう。タイは人口、感染者数に比して死亡者の数が際立って少ないこともあり(3月26日発表 4人)、切に終息~ソフトランディングの早期到来を祈りたいものです。

スカイトレインのホームの間隔を空けて車両を待つように指示するアイコン
スカイトレインのホーム 間隔を空けて車両を待つようにマークされています

椅子の撤去されたフードコート
椅子の撤去されたフードコート 持ち帰りは可能

通常通り営業しているスーパーマーケット
スーパーマーケットやコンビニエンスストアは営業を続けています

*タイにおける新型コロナウイルスの感染状況や政府・自治体の対応は日々変化しますので、最新情報の取得については在タイ日本大使館のウェブサイトなどをご確認ください。

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バンコクマインド タイの過去現在未来と音楽書籍映画の旅

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