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第5回 バンコク大家的“なにもしないタイの休日”~タイで読書三昧 バンコクは日本の古本天国~第5回 バンコク大家的“なにもしないタイの休日”~タイで読書三昧 バンコクは日本の古本天国~

[2014年11月4日(火) 1,685 views]

タイには在住および観光で来られる日本の方が多いこともあって、日本語の書店があって大変に便利。しかし新刊書籍は日本で買うよりかなり割高です。そこで重宝するのが古本屋さん。スカイトレインのプロンポン駅周辺に数軒ありますが、在庫数もかなりのもの。近くに用事があるとつい寄ってしまいます。多分今までに購入した数は数百冊以上になると思いますが、印象に残った作品を何点か紹介してみましょう。

木下恵介

邦画界の巨匠 木下恵介監督の生涯を辿った500頁超の大作です。ヒューマニズム溢れる作品を数多く送りだした方ですが、実生活での素顔はなかなか癖のある一面もあったようですね。

手塚眞

著者はあの手塚治虫氏の息子さんですが、ご自身も多彩な分野で活躍されているようです。こちらはミステリー風味の短編集ですが、これみよがしの大袈裟な仕掛けや表現は無く、抑えた筆致に好感が持てます。

チェゲバラ自伝

ゲバラに関する評伝は色々と出ていますが、本冊は作家の三好 徹氏のもの。ややフィクションが加えられていますが、戸井十月氏の「ロシナンテの肋」もバンコクで買い求めました。

私デザイン

日本でというより世界でその名を知られる石岡瑛子さんが自己のワークについて記したもの。マイルス・デイビスやコッポラとのコラボレーションの内幕についても触れられています。

がんと闘った科学者の記録

ノーベル賞受賞間近といわれた物理学者 戸塚洋二氏の闘病記です。科学者の冷徹な視点で病状の変化を記録した異色作ですが、身体的な苦痛を越えた澄み切った精神の在り方に心打たれる1冊です。

人生成り行き

談志師匠が自身の半生を語ったもの。本の刊行後、数年のちに亡くなられますが、“才能があり過ぎる”故に周囲と軋轢が生じてしまうことを、愉快に聞かせてくれます。師匠が映画や音楽などの分野に関しても、鋭い批評眼を持っていたことがうかがえます。

中島らも ロードワーク スティーブンキング
ブラック・サンデー トマスハリス 森鴎外 山椒大夫 高瀬舟

最後は文庫本を4冊。作品数の多いらも氏ですが、短編に特に惹かれるものがあるように感じます。日本でもっとも読まれている?現代外国人作家の一人、S・キング、本書はシーン一つ一つがくっきりと頭の中で視覚化される、まさに“読む映画”といえそうです。「羊たちの沈黙」であまりに有名なハリスですが、本書はそれ以前(1975年)の作品。映画化もされましたが、ブルース・ダーン、ロバート・ショウという渋いラインアップでした。鴎外の「杯」という短編は僅か7頁のものですが、個人的に好きな1編です。この文庫本の冒頭に収録されています。

ジャンルはまさにバラバラですが、いずれも単行本は50~100バーツほど、文庫本は20バーツほどで手に入れました。日本では絶版で求めにくい書籍に出逢えたりして、神田の神保町ならぬタイのバンコクで古本屋巡りというのも、楽しいものですよ!皆さんもお時間がある時にぜひどうぞ。

 プロンポン サンブックス

バンコク 古本屋 サンブックス パクソイ39

日本の雑誌

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