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タイ不動産投資 次の狙い目は?バンコク首都圏新線 オレンジラインに注目~沿線には大学や商業施設が多数タイ不動産投資 次の狙い目は?バンコク首都圏新線 オレンジラインに注目~沿線には大学や商業施設が多数

[2016年11月15日(火) 946 views]

グリーン、ブルー、パープル、レッド、イエロー、ピンク・・・といった具合に、バンコク&近郊を走る都市鉄道には色別の呼称が付けられていますが、これから計画されている路線のなかではどのラインが注目か、といったトピックを今回は考えてみましょう。

バンコクBTS MRT延伸マップ

今現在開通している路線ではなんといってもスカイトレインのグリーンラインのスクムビット線。主要なショッピング施設がほぼカバーされていますし、日本人居住者が集中しているプロンポンやトンロー地区もこの路線沿いにあります。開通当時はガラガラだったのですが、今や朝晩の通勤時にはホームに人が溢れ返り、乗車できないこともしばしば。来年以降にベーリン以遠のサムロン、サムットプラカン地域まで更に新駅が増えていきますが、本当に途中乗車が出来なくなるのでは、といささか心配です。いっぽう、今年開通したパープルラインは蓋を開けてみると予想外の利用率の低さが話題になってしまいました。

パープルライン 乗降数少ない

実際に乗ってみたら紫ではなく赤(ダメ出し)だった・・・バンコクポスト 2016年5月11日付

タイは2011年に大規模な洪水に見舞われました。(参考記事/10月30日 バンコク都心部(BTS沿線)の様子 ) その際に大きなダメージを被ったのは主に北部のエリアで、このエリアに住んでいた多くのタイ人の知人の住居が冠水しました。低層住宅の1階部分は完全に水没、せめて車だけでも退避ということで、私の住んでいたコンドミニアム(グリーンライン沿い)の駐車場をしばらく使っていた人も居たことを覚えています。どうしてもその当時の記憶があったりしますので、北方向に延びていく路線(パープル、ブルー、レッド)には、個人的には抵抗感を覚えてしまいます。

またそういった事情(災害の影響等)は別にしても、アユタヤ方面の工場団地に勤務するのに便利といったようなことでもなければ、特に一般の日本人にとって北部エリアをピックアップしていくという理由はあまり無いように思います。国際空港もドンムアンからスワンナプームとなりましたし。*ドンムアンは主に格安系のエアラインが現在でも発着のベースとしていますが。

チャオプラヤ川西岸地区にも近年、数多くのコンドミニアムが建設されていますが(参考記事/川の向こうのコンド事情~スカイトレイン シーロム線 チャオプラヤ川西岸の6駅探訪 その1)、シーロム~サトーンのオフィスエリアに勤務する場合には利便性が高いのは確かなのですが、こちらも「どうしてもここ!」というポイントが見つけにくいように感じます。

目を転じて東部のイエローライン、バンコク市内の基幹道路のシーナカリン通りを南北に走るルートですが、大規模な住宅分譲地が沿線に多数散らばっています。大型商業施設(参考記事/スカイトレイン延伸ライン スポット紹介⑤  パラダイス・パーク~タイの土産物も揃う高級感溢れる大型モール~)もあって、今後の更なる発展も見込めるエリアだとは思うのですが、戸建て住宅(タウンハウスも含む)の住人たちはほぼ自家用車を所有しています。タイでは“車族”が電車利用に切り替えるということはほぼ考えられませんし、この路線は中心部と郊外を結ぶものでなく、郊外⇔郊外の走り方です。この意味でも新線完成後、利用者数が順調に見込めるのか、増加していくのかという点に若干の疑問が残ります。

イエローライン  サムローン~ラップラオ

私が今後計画されている新線のなかで、「面白いかな?」と思うのはオレンジライン(ミンブリ~タイランドカルチャーセンターを結ぶ東方面セクション。オレンジライン全線はバンコクを東西に貫通するかなり長大な路線)です。外国人観光客の定番スポットなどがほとんどないため、馴染みが湧かない方も多いと思うのですが、私自身が以前(かなり前ですが)3年ほどこのエリアに住んでいたことがあるため、実感として捉えやすいということはあるかもしれません。その辺りは割り引いてお読みになってください。

オレンジライン ミンブリ タイ文化センター ラチャテウィー

この路線のアドバンテージとして挙げられる点は

  1. 大学が2校あり、“学生の街”として活気があること
  2. オープン制のラムカムヘン大学および私立のアサンプション大学という2校の大学があり、若い活力に満ちたエリアです。(2校のカラーは全く違いますが)

  3. 大型の商業施設や大規模なマーケットが多数あること
  4. 新線の走るラムカムヘン通り沿いにはデパート、大型スーパー、マーケット(市場)、個人商店、露店(屋台)が“数珠つなぎ”になっており、絶えず人出が多い。

  5. 都心エリアおよび空港への好アクセス
  6. “バンコク副都心”としての機能が期待されているラマ9エリアへの良好なアクセス&スワンナプーム空港にも近い立地。

などが考えられます。

オレンジラインのコンドミニアム開発

バンコクポスト(2016年10月4日付)

路線沿いには、私が住んでいた当時にはコンドミニアムの数はそれほど多くなかったのですが、この10年ほどで大手を含む高層大型のプロジェクトがかなりアナウンスされました。価格的にはバンコク市内としてはかなり低い部類に入るといっていいでしょう。

大手プルクサ社のFUSE MOBIUS  2010年時のプライスリスト

大手プルクサ社のFUSE MOBIUS  2010年時のプライスリスト


1ベッドルームの間取り図。ロケーションはエアポートリンクのラムカムヘン駅から300メートルほど

1ベッドルームの間取り図。ロケーションはエアポートリンクのラムカムヘン駅から300メートルほど

INSPIRE PLACE ABAC RAMA9  2011年時のプライスリスト

INSPIRE PLACE ABAC RAMA9  2011年時のプライスリスト

このエリアでは竣工の早かった大型物件。立地はアサンプション大学とフワマークスタジアム傍

このエリアでは竣工の早かった大型物件。立地はアサンプション大学とフワマークスタジアム傍

オレンジラインは「野原に向かって、どこまでも線路を敷いていく」というイメージでなく、「既に住居や商店が密集している場所に頑張って駅をなんとか割り込ませる」エリアが多いので、将来開通したものの車内はガラガラ・・・といったような事態にはならないでしょう。また2校の大学には留学生数も多く、教職員などのスタッフも多数勤務してることから、こういった層の住居ニーズも高いものが期待できます(私が居たコンドミニアムでも大学がまとめて部屋を借り上げていたりしました) 生活費も安く、気さくな食堂やパブ、カフェなども大学周りに揃っていますので、ローカル雰囲気満喫のステイも楽しめること請け合いです。時間がある際にはラムカムヘン大学の周囲だけでも(といっても非常に広いですが・・・)ブラリと散策されてみてもいいかもしれませんね。

ラムカムヘンのレストラン ラムカムヘンの格安中古コンドミニアム

*新駅の呼称等は変更になる場合があります。

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