2012年のタイ不動産マーケットの動向は?より高まるコンドミニアム需要、バンナー&ベーリンは“ゴールデンゾーン”に!

タイの英字新聞THE NATION紙の昨年12月30日付の記事に、タイの大手ディベロッパー各社による本年度の事業計画および不動産マーケット予測が掲載されたので簡単に紹介しよう。
*元記事はかなりのボリュームなので詳細は原典を参照のこと
http://www.nationmultimedia.com/business/Firms-gear-up-for-recovery-next-year-30172879.html

まずリーディング・ディベロッパーのプルクサ社は本年度中にバンコクおよび郊外エリアで50のプロジェクト(戸建て、タウンハウス、コンドミニアム含む)を計画している。うち半分以上が300万バーツ以下の販売価格となっている。
2番手のサンシリ社では20~23、それ以外のディベロッパーでも20前後のプロジェクト計画があり、昨年発生した洪水の影響を受けて低層(一軒家・タウンハウス)住宅から高層(コンドミニアム)住宅へのシフトが目立つ。
インラック・シナワトラ現タイ首相が以前ディレクターだったSCアセット社はフアヒンやチャームといったリゾート地にも進出の予定。バンコク市内でも好ロケーションの高級コンドミニアムを次々と発表している。
低価格帯のコンドミニアム建設では圧倒的知名度のLPN社は洪水にも関わらず、昨年度は売り上げ目標を達成、本年は更に10%の売り上げ増を狙っている。
主に高級物件を手掛けるQハウス社ではマーケット戦略の見直しでより低価格帯の物件にフォーカス、バンコク及びパタヤで6件のコンドミニアム建設計画がある。
不動産マーケット全体の回復については本年度の中頃という見方が多いが、建設コストの上昇や最低賃金の引き上げなどの要因で販売価格は3~10%の上昇が見込まれている。この数字は特に洪水被害の及ばなかったエリアのプロジェクトでは大きくなるとみられている。
続いてこちらは1月3日付のBANGKOK POST紙、車両の増加によりバンコクの渋滞がますます悪化するであろう、との内容だ。
http://www.bangkokpost.com/breakingnews/273433/bangkok-traffic-expected-to-worsen

アソーク通りの渋滞
昨年のバンコクの登録車両数は684万台で 644万台だった2010年から 6.2%の増加、毎日 1225台づつ増えている計算だ。路上での平均走行速度もスローになる一方で、抜本的な解決策が見いだせない状況だ。

朝夕のラッシュ時以外でも混み合うスカイトレイン
最後にTHE NATION紙の同じく3日付けの誌面に興味深い記事が掲載されている。

安全なエリアとそうでないエリアの区別が明確に記載
昨年の洪水で冠水してしまった地域に建設予定のコンドミニアム(業者)に対し、金融機関が資金の貸し出しを厳しくチェックするというもの。価格設定や販売予想、洪水対策などについてのしっかりとした事業計画を求めている。消費者は物件のロケーションに関して敏感になっていると分析、バンナー、ベーリン、シーナカリンなど被害のなかった地域をGOLDEN ZONE、洪水被害の大きかったエリアはRISK ZONEとして区分している。(カシコン銀行の例)
関連情報
◎洪水収束後のバンコク不動産マーケットの行方は?
◎ベーリン特集① CASSIA CONDOMINIUM (カッシア コンドミニアム)完成
◎タイのコンドミニアム購入者が語る「ここが決め手! 私のコンドミニアム購入記」
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