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今日も闘いは続く~タイのコンドミニアム 「駐車場大戦争」今日も闘いは続く~タイのコンドミニアム 「駐車場大戦争」

[2017年4月3日(月) 721 views]

「これからバンコクで暮らす人たちには車なんて必要ないんだ。スカイトレインや地下鉄の路線は次々と伸びる。駅の数もどんどんと増える。通勤や買い物も電車1本で全て用が足りる時代がすぐにやってくる」と述べたのは某大手ディベロッパーの社長さん。「そうですか。ではご自身もよく電車を使われます?」と尋ねてみましたら、「えっ、僕?1回も無いよ。運転手付きの車がいつも待機してるからね」・・・今からもう数年前の話ではありますが。

BTSや MRTがバンコクの街を走りだしたのは今からわずか10数年前のこと。確かに既存路線の延長や新路線計画もあるのですが、バンコクっ子にとっての一番身近な交通手段はいまだに(自家用の)車かバイク、公共の交通手段ならばバスかタクシーといっていいでしょう。(スカイトレインや地下鉄を利用して、都心のオフィスへ通勤する人たちは勿論増えています。こういう層が、駅近立地の比較的コンパクトなサイズのコンドミニアムの購入/賃貸マーケットの活性化に繋がっています)

タイの人の好み、行動規範に沿っている車移動

一般的なタイ人の購入順序は車>不動産です。以前は高価だった乗用車ですが、現在は大衆クラスの車種が登場しており、ますます車の保有率が上昇しています。“いつでも好きな時に”“自分の都合で”“door to door”で移動できる”というのはタイの人の好み~行動規範にぴったり沿っています。知り合いのタイ人にも、どこへ行くにも車に限る(むしろ電車を使った方が、遥かに移動に費やす時間を短縮出来ると思ったりもするのですが・・・)という人は少なくありません。

さてそうなると問題になってくるのがコンドミニアムの駐車場について。実はタイのコンドミニアムの多く(ハイエンド物件を除く)は居室数に対して、100%の駐車スペースを確保していません。それどころか30%、半分以下といった物件も少なくないのです。駐車場所も固定していませんので、要は「毎日早いもの勝ち」の争奪図が繰り広げられることになります。

あるコンドミニアムの部屋数と駐車スペース数

以前、あるコンドミニアムの管理組合の年次総会に顔を出したことがあるのですが、出席のタイ人オーナーが憤懣やるかたない表情でいきなり立ち上がり、「限りある当コンドミニアムの駐車スペースを外国人オーナーが不当に使用している。こんなことが許されていいのか!」とかなりエモーショナルな雰囲気でぶちあげた場面に出くわしたことがあります。

確かにそのコンドミニアムでは、一部の外国人オーナーがビンテージ(相当高額と思われる)のオートバイをかなりの台数、駐車スペースに置いていたり、勝手に柵を作ったりして独占状態にしていたようです。(そうでもしないとあぶれてしまう~野ざらし状態、になってしまうという危機感もあったのでしょうが)

数の限られたコンドミニアムの駐車スペース

戸建ての住宅(&タウンハウス)でしたら、少なくとも1台分の駐車スペースは確保できるわけですから、タイ人購入者のなかにはこの観点から、コンドミニアムを敬遠する人も居ます。逆に言えば、ロケーションが良好(高速道路への出入りが楽)でかつ駐車スペースにも余裕があるコンドミニアムは、タイ人から購入/賃貸いずれの面でも支持されやすいプロジェクトになる可能性が高いと言えます。

通常、日本人(外国人)の購入者は駐車場について意識することは少ないのですが(各物件の宣伝パンフレットやネット上のホームページなどにもあまり記載されていません)、購入を予定されている物件の駐車場については、居室数に対しての割合や設置場所(建物の地下/低層階、別棟、敷地内の青空(屋根無し)スペース等々)について、チェックされてみることをお勧めします。

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